休むも相場。株価は引き続き高止まり。今は債券を少しずつ売っているくらい

休んでいるイメージの画像で休むも相場を表現
浦上

こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資10年で800万円を稼ぎだした浦上といいます。

投資を始めたころの話や、投資以外ではドイツで博士号を取ったときの話など、プロフィールはコチラでまとめてます。

 

コロナショックの暴落時に10年ぶりに相場に投資しました。
↓↓↓
新型コロナショックで大暴落。リーマンショック以来10年ぶりに「買い」ます

もう半年くらい前です。

あまりに安いので「買い」に行きました。

今は相場も戻り、1カ月半くらい前に利益確定した額は1000万超え。
↓↓↓
コロナ第2波が拡大中のため利益確定を続行。確定額は1000万円超え

 

最近は相場狙いで売買まではしていません。

コロナの動向には変化があるものの相場に影響するとは限らないからです。

ただ、相場について最後に記事を書いてから、もう1ヶ月以上たっています。

ですので、まずこの1ヶ月くらいのコロナ動向をまとめます。

そして、今後の見通しと投資方針について書くことにします。

 

Contents

1.この1カ月のコロナ動向

1-1.アメリカのコロナ状況

前回のコロナ関連記事は7/28に書きました。

その時のアメリカのコロナ感染者数は400万人

今はさらに増えて600万人超えです。
↓↓↓
WHO 新型コロナ感染者数グラフ(アメリカ)

ただ、現在の感染者は減ってきています。

だからか、トランプ大統領は経済を優先させるようです。

 

そうしたらまた感染者は増えるでしょう。

それでも、経済を止めた時のダメージを減らす考え方は、政治的には一つの考え方です。

コロナで亡くなる人と、仕事が無くて生活できなくなる人。

両方なるべく少なくなるバランスを探すならということですが。

ただ、そんなベストなバランスを探してそうに見えないんですよね。

どちらかというと11月の大統領選で勝つためのベストを尽くしてるように見えます。

そのベストな方法が経済を回すことなのか。。

 

こんな感じなので、アメリカのコロナ感染は収まりそうに思えません。

第2波は収まってきていますが、また第3波も来そうです。

経済を回せば人の接触は増えますからね。

 

一方の株価ですが、

1ヶ月半前の7/28、

NYダウは27005ドルでした。

今(9/11)は27665ドル

少し上がっています。

 

コロナショック前の2月後半は29000ドル台

そこまでは戻ってないとも言えます。

第2波が収まってきているから上がっているとも見れます。

ただそれらを考えても高すぎると思います。

 

第2波が収まって来ていても、第3波が来ないわけではありません。

また、新型コロナ全体の収束も見通しは立っていないですから。

 

1-2.日本のコロナ状況

日本の場合、感染者数は以下の通り。
↓↓↓
https://hazard.yahoo.co.jp/article/20200207

今は減少傾向です。

 

これを受けてGoToキャンペーンに東京を対象に含めるそうです。

さらに、野球やサッカーなどの大規模イベントの人数制限を緩めるとのこと。

そうしたら、また感染者数が増えて、いわゆる第3波は来るでしょう。

ずっとこの繰り返しになりそうです。

 

自粛が緩めば感染者は増え、

感染者が増えたら自粛する人が増える。

自粛すれば感染者は減る。

感染者が減れば自粛も緩む。

最初に戻る↑↑↑

この繰り返しです。

 

そして、感染して抗体を持った人が一定数を超えるまで新型コロナは続くのかもしれません。

まあ、そうなったら自然に収まるとも言えます。

 

その自然に収まるシナリオと

ワクチンが完成したら投与して、

抗体を強制的に作るシナリオ

このどちらかのルートで収束すると思っています。

 

一方、日経平均株価については、

7/28は22657円

今現在(9/11)は23406円です。

上がっています。

この価格はコロナショック前と同レベルです。

たとえば2/20は23479円でした。

ほぼ同じです。

だから、これも高すぎます

理由もアメリカの場合とほぼ同じです。

まだ新型コロナ収束の見通しは立っていません。

なのにコロナ拡大前の価格と同じというのは不自然です。

 

2.今後の投資予測

今、相場に投資するなら新型コロナの見通しを予測することが必要です。

そして、前章で書いたように新型コロナの収束は2つのシナリオのどちらかで進むと予測しています。

どちらも以前の記事に書いてきたんですが、ここでまとめて説明します。

  1. 抗体を持った人が自然に増えるシナリオ。
  2. ワクチンで抗体を強制的に作るシナリオ。

 

2-1.抗体を持つ人が自然に増える

経済を優先させていけば自然と感染者は増えます。

ただ、感染した人は新型コロナの抗体を持つはずです(治ればですが)。

抗体を持っていれば新型コロナにはかかりません(これも諸説ありますが)

体内の抗体がウイルスを殺してくれるからです。

感染した人が増えれば増えるほど、抗体を持つ人も増えます。

 

そして、集団免疫を獲得するには人口の60%が抗体を持つ必要があるそうです。

ただ、世界で一番多いアメリカの感染者数ですら人口の2%程度。

日本は0.05%です。

 

つまり、このシナリオでの収束はかなり先の話になります。

 

2-2.ワクチンで抗体を作る

ほとんどの人がこのシナリオで新型コロナは収束すると思っているでしょう。

ワクチンが開発されればコロナは解決だと。

 

私もワクチンが出来れば解決と思います。

ただ、ワクチン開発はそんなに簡単ではないです。

最近もアストラゼネカが治験を中断しています(今は再開)。

試験中のワクチンに重い副作用が懸念されたようです。

 

通常、ワクチンはウイルスから作ります。

極端な話、新型コロナウイルスそのものをすべての人に打てば集団免疫は獲得できるでしょう。

ただもちろん、そんなことしたら何百万人も亡くなるのでやりません。

それで、ウイルスを培養して毒性を無くそうとしているのが今のワクチン開発です。

毒性はないけど抗体はできるウイルスを作りたいわけです。

でも元は新型コロナウイルスなので、作ったワクチンに毒性副作用がないか、ちゃんと確認が必要です。

すごく時間がかかります

 

ワクチン開発は年内に終わるなどと言われています。

株価が高いのも、そう予測している人が多いからでしょう。

もちろん今年中に開発できるのに越したことはないです。

ただ、このシナリオも私はすぐには実現しないと考えています。

 

3.投資方針「休むも相場」

以上、書いてきたように新型コロナ収束はまだ見通せません

すごく長引く可能性もあります。

だから、基本的に様子見です。

 

そして、もし何かのきっかけで、

株価が大きく下げるなら買います

安い時に買うという意味です。

また、ワクチンが開発されても買います。

もうコロナのリスクがなくなるからです。

 

今はだから基本的に何もしていません

休むも相場」です。

これは、ずっと株の売買を繰り返して投資にのめり込むことを戒める投資の格言です。

そして、休んでいる間に広い視点で世の中を見なさいという意味もあります。

 

確かにコロナショックで売買していたときはものすごく忙しかったです(^^;

仕事が終わったら、新聞・ニュース・ネット記事などをチェック。

そして、気になっていた企業の株価もチェックし、さらに値上がりしそうな株も探す。

その間にこのブログの記事も書いてたので、全然休むヒマがありませんでした

 

今思えば、のめり込んでいましたね(^^;

それもあるので今は休みます

もちろん新聞・ネット記事くらい見ますよ。

株価、感染者数、ワクチン開発状況くらいをサラッと確認しておけば十分でしょう。

コロナショックでの利益は200万円くらい出たので特に焦る必要もありません。

 

ちなみに今やっている売買としては、国内債券をだんだん売っている程度です。

株式の利益確定を進めたため、ポートフォリオの国内債券の割合が高くなり過ぎました。

この割合を下げるべく少しずつ売っています。

 

以上のように、今後の投資方針としては、

  • 大きく値下がりしたら買い
  • ワクチンが開発されたら買い

になります。

 

ただ、もちろんインデックス投資の積立は続けています。

自動積立ですので。

相場など気にせず毎月買っています。

インデックス投資は投資初心者には最も向いています。

興味があれば以下の記事をご覧ください。
↓↓↓
投資初心者にオススメできる安全で確実な投資法はたった1つしかありません

 

 

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