MMT(現代貨幣理論)とは何なのか簡単に説明します

円を刷る話が多いMMT現代貨幣理論のイメージ
浦上

こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資12年で1200万円を稼ぎだした浦上といいます。

投資を始めたころの話や、投資以外ではドイツで博士号を取ったときの話など、プロフィールはコチラでまとめてます。

 

MMTって聞いたことありますか?

Modern Monetary Theoryの略で

日本語だと現代貨幣理論といいます。

 

この理論は非常識とされてきました。

ただ、アメリカなどの先進国の中では

だんだん受け入れられてきて、

コロナへの経済政策にも反映されてきてます。

 

日本ではまだ非常識とされています。

ただ、この理論なら日本人の生活が苦しい訳も

その解決法もはっきりわかります。

 

そこで、簡単に要点だけ説明しますので、

MMTを聞いたことある方もない方も

この記事で理論を理解してみてください。

 

1.国はいくらお金を使ってもいい?

MMTが非常識と言われるわけは以下のことを主張するからです。

自国通貨を発行する国家はいくらお金を使っても破綻しない

 

そんなわけない」と思いますよね(^^;

私もMMTを学ぶまで

そう思ってました。

 

そんなわけない」と思う理由は、

たぶん主に以下の2つでしょう。

  • 税金で入るお金(税収)には限りがある
  • 国債で得たお金(借金)は返さないといけない

 

この2つの常識に対する反論を次の章で書いていきます。

 

2.いくらお金を使っても大丈夫か?

MMTの

自国通貨を発行する国家はいくらお金を使っても破綻しない

という理論への疑問に答えていきます。

 

2-1.税収には限りがある

そうです。

税収には限りがあります。

税金で国家が得たお金は使ったらなくなります。

国民が無限に税を納められるなんてことはないです。

 

ただ、国家がお金を調達する方法は

税金だけではありません。

まあただ、MMTでは税金はオプションみたいな位置づけです。

 

その話はここではさておき、

国家がお金を調達するには、

通貨を発行する方法があります

つまり実際の操作としては

国債の発行のことです。

 

2-2.借金は返さないといけない

この国債は国の借金とも言われます。

普通は借金は返さないといけませんね。

そうしないと借金はどんどん膨れ上がります。

 

ただ、それは家計の常識です。

たとえば、家計での借金としては

住宅ローンがあります。

 

住宅ローンを返さなかったら大変です。

どんどん利息が増えていって、

最終的には家を差し押さえられるでしょう。

 

それに人としての常識として

借りたものは返す

これが常識です。

 

ただ、国の借金は返さなくていいんです。

返済時期が来た国債には、

また国債を発行して返済する。

借り換えれば問題ないです。

 

でも

やっぱりモヤモヤしますよね(^^;

それで本当に大丈夫か?

と思いませんでした?

 

そういう不安の理由としてよく上がるのは

以下の3つではないかと思います。

  • いつかインフレになる
  • いつか円が紙切れになる
  • いつかデフォルトする

それぞれ不安の中身を見て行きましょう

 

3.国の借金を返さなくていいのか?

国債を延々と借り換え続けたら、

起きてしまいそうなことについて

説明していきます。

 

3-1.インフレに苦しむんじゃ

まず今の日本の政策状況だと、

国債を借り換えて行っても、

インフレにはなりません。

2022年時点のインフレはコロナ禍とウクライナ情勢による物の不足が原因で、お金を刷り過ぎたせいではありません

なぜかと言うと、

政府がお金を使ってないからです。

まあ使いたくても使えないんですけれどね(^^;

 

使うと、

無駄遣いするな!

と国民の反発を食らい、

選挙で負けるかもしれない。

だから怖くて使えないんです。

 

もし政府がお金を使うとどうなるか?

たとえば、

  • コロナ対策
  • 首都直下型地震対策
  • 豪雨対策
  • 津波対策
  • 日本の防衛

お金を使うべきものはいっぱいあります。

ただ、今は緊縮財政を行っているので、

これらすべての項目に出し渋っています。

 

お金を使うと以下のような流れになります。

政府がお金を使う

民間の仕事が増える

企業の収益が増える
人手が足りなくなる

給料が増える
税収が増える
失業者が減る

消費が増える

物が足りなくなる

物価が上がる

ということで、

物価が上がってますので、

インフレになります^^

 

政府がお金を使ったらインフレにはなります。

ただ、これは良いインフレです。

 

企業の収益が増え、

税収が増え、

失業者が減って、

給料が上がる。

良いことづくめですよね^^

 

ただ、そこからさらにインフレが進み、

ハイパーインフレになるかも

と言う人もいます。

 

でもそしたら政府はまたお金を使うのを渋ればいいんです。

それでインフレの流れは止まります。

そして、お金を使う額のちょうどいいところを探せばいいです。

 

それが出来さえすれば、

インフレになって良い事はあっても、

インフレに苦しむことはありません。

 

ハイパーインフレについては

次の節でもう少し説明します。

 

3-2.円が紙切れになるかも

円を発行量を増やし続けると、

円の価値が下がり続け、

いずれ紙切れになってしまうかも。

そんな不安も聞きます。

 

通貨が紙切れのように無価値になる

これが先ほど書いたハイパーインフレです。

そして以前、日本でもハイパーインフレになったことがあります。

戦後すぐですね。

 

第二次世界大戦が終わった1945年から比べ、

1949年には物価が70倍になったそうです。

 

物価70倍となると、

自販機で100円で買える水が

7000円になってる計算です。

とても生活できませんね(^^;

これを恐れる気持ちはわかります。

 

ただ、このハイパーインフレ、

起きた理由は物資不足です。

 

男手を兵隊に取られ、

農村は十分に農産物を作れない。

国土は空襲で破壊され、

物の生産が出来ない。

道路も破壊され、

十分に物資が運べない。

 

その結果、物が足りなくなり、

ハイパーインフレになったんです。

円を刷ったからではありません。

 

ハイパーインフレは、

戦争とかクーデターとか

そういう社会混乱の時に起きます。

 

有名なハイパーインフレとして、

2000年代のジンバブエで、

7年で物価が650万倍になったことがあります。

 

これもこのアフリカの国で黒人政権が発足し、

白人農家を追い出したことが原因です。

その結果、農場での生産量が減り、

ハイパーインフレにつながりました。

 

このようにハイパーインフレは

お金を刷ったから起きたわけではなく、

社会混乱が原因で起きてきました。

 

また実際に過去10年、

黒田東彦日銀総裁のもと

日本ではお金を刷ってきました。
↓↓↓
日本のマネタリーベース推移

 

その結果どうなったか?

インフレにはなっていませんね。

 

インフレ率のデータが以下のリンクで見れます。
↓↓↓
日本のインフレ率の推移(1980~2022年)

お金を刷り始めたのが2013年、

2014年に少しインフレ率が上がりますが、

その後は1%以下。

 

ハイパーインフレどころか、

デフレから抜け出せてもいません。

こんな風に

国の借金が増えただけでは、

円は紙きれにはなりません。

 

3-3.デフォルトしないの?

デフォルトも起きるってよく言われてます。

デフォルトは日本語では債務不履行といいます。

一般には、国債の元本や利息を払えなくなることです。

 

もうすでに書いたように

通貨発行権を日本政府は持っているので、

元本も利息もお金を刷れば払えます。

 

だからデフォルトは起きないんですが、

不安に思われてしまう理由は

最近デフォルトになった国があるからでしょう。

 

国がデフォルトになるケースは

実は2つに分けられます。

そして日本はどちらにも当てはまりません。

 

その2つのケースとは、

  • 外国通貨建て国債
  • 通貨発行権がない

ですが、それぞれ説明します。

 

〇 外貨建て国債

外国通貨建て国債は常にデフォルトの可能性があります。

2022年で言えばロシアドル建て国債のデフォルトに陥るという話があります。

ルーブル建てではありません。

ドル建てです。

 

自国通貨建てだと信用が弱くてお金が借りられないんです。

そして、返済にあてられるドルが足りなくなると

デフォルトになります。

 

今持っているドルが足りなくても

ルーブルを刷ってドルを買えばいいんですが、

そうするとルーブルがあまりにも安くなるので出来ないんですね。

 

他にはたとえばレバノンやザンビアが

外貨建て国債でデフォルトになっています。

どちらも自国通貨じゃお金が集められなかったんでしょう。

 

日本の場合はもちろん自国通貨建ての国債を発行しています。

だから、外貨が足りないという理由でデフォルトにはなりません。

 

〇 通貨発行権がない

通貨発行権がないから

デフォルトになった国は

ギリシャです。

 

ギリシャの通貨はユーロです。

ギリシャはユーロを発行できません。

というか、ユーロ圏の国は自国通貨を発行できません

 

ギリシャはユーロ建て国債を発行しています。

だから、返済できなくなったときに

ユーロを刷って借り換える

これが出来なかったんですね。

 

これは経済大国ドイツであっても同様です。

あまりイメージできませんが、

ドイツがお金を返せなくなった時に

借り換えることはできません。

その時はデフォルトです。

 

日本の国債は円建てです。

だから、円を刷って借り換えられます。

つまり、こういうデフォルトも起きません。

 

4.この記事で言いたかったこと

実はこの記事で言いたかったことは、

MMT理論でデフレ脱却はできる

ということでした。

 

ただ、MMT理論が非常識なので、

そこの説明をまずしようと思ったら

ずいぶんな長さの記事になってしまいました(^^;

 

ただ、生活感覚から来る常識と

国の財政は違うということは

ある程度説明できたと思います。

 

最初に書きたかった

MMT理論によるデフレ脱却は

別の記事で書こうと思います。

 

こんな風に経済理論の記事も書いていますが、

本来は投資ブログです。

 

投資でお金を増やしていこうとするなら、

お金のことを知らなければいけません。

そのために経済理論も学んでます。

今回は最近学んだことをシェアしました。

 

主にこのブログで書いていることは

投資を使って毎年お金を増やし、

生活を楽にできますということです。

メインの投資法はインデックス投資です。

 

もし、そのインデックス投資を学びたければ、

以下のインデックス投資まとめ記事をご覧ください↓↓↓

 

インデックス投資がおすすめですが他の「ほったらかし」投資もやっています↓↓↓

ほっておけば10年後に何倍にもなって返ってくるかもしれない

という投資法です。

 

 

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