通常の「NISA」と「つみたてNISA」の口座はどっちを選ぶのが得か? 比較して違いを解説!

2つのリンゴを比べる男性
浦上

こんにちは。

企業の研究職として働きつつ、
投資10年で800万円を稼いだ管理人の浦上歩です。

投資以外のドイツで博士号を取ったときの話など、今までの経歴や実績はコチラでまとめています。

NISAは投資で得た利益にかかる20%の税金が非課税になる制度です。

そして、以前からある一般「NISA」口座と、2018年から開始した「つみたてNISA」口座の2つがあります(この記事では、従来の「NISA」を「一般NISA」と呼ぶことにします)。

この2つの併用はできません。

NISAって2種類あるけど何が違いなの?

結局どっちのNISAを選んだ方が得なの?

と思っている方も多いと思います。

 

そこで、この記事では「一般NISA」と「つみたてNISA」の違いをそれぞれメリット・デメリットを示して説明します。

この記事を読めば、あなたの場合どちらを選んだ方がよいかわかります。

1.「一般NISA」と「つみたてNISA」共通のメリット

NISAって非課税だから何となくお得な感じがしますよね。

ただ、そもそもまだ投資をやったことない人は投資にかかる税金はわからないですよね。

初歩的な話なので知っている方は飛ばしてくれればいいです。

投資、つまり株や投資信託を買って利益が出た場合、

その利益の約20%が税金として引かれます

正確には20.315%です。(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)
この記事では話をわかりやすくするために20%で統一します。

たとえば投資信託を100万円買ったとします。

この投資信託が値上がりして110万円になったとします。

売った場合の利益は10万円です。

税金は売って利益が出たときにかかります。

金額は以下のような計算になります。

利益10万円 × 税率20% = 税金2万円
利益10万円 - 税金2万円 = あなたの手元に残る利益8万円

この2万円はふつうは国に支払わなくてはいけない税金です。

ただ、この投資信託100万円をNISA口座で買っていた場合、

取られるはずの2万円も非課税なのであなたのものです。

NISA口座を開くと注文のたびにNISA口座で買うか他の講座で買うか聞かれるようになります。

 

2.「一般NISA」と「つみたてNISA」共通のデメリット

2つのNISA口座で共通のデメリットもあります。

実は、NISA以外の口座で損失を出すと、

その分税金を安くしてもらえます。

それがNISAでは受けられません。

損益通算」ができないといいます。

 

たとえば、10万円の利益が出ると税金を2万円払わないといけないという話をしました。

ただ、これとは別の株などで10万円を損していたとします。

そうすると、税金は0円になります。

以下のような計算ですね。

利益10万円 - 損失10万円 = 利益0円
利益0円 × 税率20% = 税金0

 

NISA口座で出した損は、ほかの口座での場合より何割か大きくなると思っていいです。

 

2.「一般NISA」と「つみたてNISA」の違い

次に「一般NISA」と「つみたてNISA」の違いを表にまとめました。

「一般NISA」と「つみたてNISA」比較一覧表
一般NISA つみたてNISA
非課税で買える限度額 120万円 40万円
利益が非課税になる期間 最大5年 最大20年
注文方法 通常買付・積立 積立のみ
非課税で買える最後の年 2023年 2037年
NISAで買える投資商品 株式・投資信託 国の基準を満たす投資信託

 

2-1.「一般NISA」のメリットとデメリット

このブログではインデックス型投資信託の積立をおすすめしているので、それについてのメリットとデメリットがメインになります。

 

「一般NISA」は非課税の枠が120万円と大きく、株も買えます。

積立だけでなく普通に買い付けることもできるので自由度が高いです。

 

ほかのメリットとしては、

買える投資信託の数が多いことですね。

債券投信も買えます

「つみたてNISA」では買えません。

 

もう一つ「一般NISA」のメリットをあげると、通常買付ができるのでリバランスがしやすいことがあります(リバランスの重要性についてはコチラを参照

値下がりした投信を買い足すということができます。

これが「つみたてNISA」だとできません。

リバランスするには積立額を変更しなくてはいけません。

 

ただ、デメリットとして2023年に非課税で買える期間が終了することがあります。

つまり2024年からは「一般NISA」口座ではもう買えなくなります。

2023年に買った投資商品は、2027年まではNISA口座で持ち続けて売ることだけできます。

長期投資には向かないわけです。

 

「一般NISA」のメリット
  • 非課税枠が年120万円と多い
  • 投資信託だけでなく株も買える
  • 買える投信が多く、債券投信も買える
  • 積立だけでなく通常買付もできる
  • リバランスがしやすい

 

「一般NISA」のデメリット
  • 2023年で買える期間は終了
  • 非課税の期間が短い
  • 長期投資には向かない

 

2-2.「つみたてNISA」のメリットとデメリット

「つみたてNISA」の最大のメリットは非課税の期間が2037年までと長いことです。

2037年に買った投信も2056年まで非課税で売ることができます。

 

さらには「つみたてNISA」を始めるのがいつでも、非課税期間を20年にするという法改正の話も出ています。

 

「つみたてNISA」は長期投資向きだといえます。

 

デメリットとしては、国の基準を満たす投資信託の積立以外できませんし、枠も40万円と小さいです。

基準を満たす投信には債券投信がふくまれていません。

このブログでおすすめしているインデックス型投信積立で使う債券投信は課税される口座で買う必要があります。

 

ほかにもリバランスがしづらいことがあります。

「つみたてNISA」でリバランスする場合、

上がった投信を売ることは問題ないです。

下がっている投信を買いたくても買付ができないので、次の月の積立額を増額するしかありません。

 

「つみたてNISA」のメリット
  • 2037年で買える期間は終了
  • 非課税の期間が長い
  • 始めてから「20年非課税」の制度になって非課税期間が延びる可能性もある
  • 長期投資向き

 

「つみたてNISA」のデメリット
  • 非課税枠が年40万円と少ない
  • 投資信託しか買えない
  • 買える投信も基準を満たしたものだけ
  • 買える投信はほぼ株式の投信のみ
  • 積立だけで通常買付はできない
  • リバランスがしづらい

 

3.あなたにとってはどちらが得なのか?

3-1.短期的に利益を出したい方

ここまで読んでいただいた方はお分かりかと思いますが、

早く儲けたいという人には「一般NISA」です

企業の株は「一般NISA」でしか買えないですし、安くなった銘柄をすぐにそのタイミングで買うということも「一般NISA」しかできません。

 

3-2.長期的な資産運用を考えている方

長期的に資産を増やしていきたいと思っているあなたには「つみたてNISA」ですね。

非課税で投資できる期間が長ければ長いほど利益が上がる可能性が高まります。

 

3-3.短期とか長期とかもわからない初心者の方

「短期とか長期とか言われてもよくわからないよ」という方もいると思います。

このブログでは初心者の方にインデックス型投信積立を使った長期的な投資をおすすめしています。

こちらの記事も参考になさってください。

 

そういう初心者の方におすすめのNISA活用法も別の記事でお教えしたいと思います。

 

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