投資経験にあわせた投資配分(ポートフォリオ)について記事を以前書きました。
私も初心者の時代がありました。
そして、投資についての勉強をし、
だんだんポートフォリオを変化させ
800万稼ぐにいたりました。
今回、どのように投資商品・ポートフォリオを私が変えてきたかを記事にしています。
それが参考になるんじゃないのかと考えたからです。
そこで、この記事では結局浦上歩は何をどのくらいの割合買って800万円を稼ぎ出したのか大公開します。
Contents
1.投信積立
私が投資をするにあたって、最初に始めたのはインデックス型投資信託の積立です。
今まで紹介してきたとおり、最初は初心者向けの簡単なポートフォリオで積み立て始めました。
このポートフォリオは半年くらい使いましたね。
そこから勉強していくうちに、これから経済成長して先進国に加わりそうな国に投資できる新興国株式のインデックスがあると知ったんです。
この新興国のメインになるのはBRICS(ブリックス)と呼ばれる5か国です。
BRICSのBはブラジル(Brasil)、Rはロシア(Russia)、Iはインド(India)、Cは中国(China)、Sは南アフリカ(South Africa)を表してます。
この5か国に加えて、韓国や台湾も新興国に含まれます。
「これから成長していく国に投資しないとダメだ!」
と当時の私は思ってポートフォリオに加えました。
運用が簡単な5等分にしています。
このBRICSは10年くらい前は持てはやされていましたが、
最近はあんまり話を聞かなくなりました。
あまり成長していないからでしょう。
最近あまり利益が上がっていない点と、
これからのリスクを考えて、
新興国株式はこのブログではオススメしません。
もっと詳しい理由については別の記事に書いています。
このポートフォリオも半年くらい使いました。
2.ETF
プロフィールを読んでくれた方は覚えておられるかもしれませんが、
一時期ETFにも投資しておりました
(→コチラの記事参照)
そのときのポートフォリオが以下になります。
わかりやすくするために、すでに積み立てていた投資信託とETFを合算したポートフォリオで見せています。
日本以外のすべての先進国と日本一国の割合が同じではバランスが悪いので国内株式を減らしています。
そのぶん国内債券を増やして、株式と株式以外の割合が半分ずつにしてバランスをとってます。
さらに外国債券を減らして、その代わりに商品と外国不動産を加えています。
こういう新しい投資商品を買ってみたかったんですね笑
この商品と外国不動産も債権と同じように株とは違う値動きをするので、株価が下がったときのクッション役になってくれます。
外国不動産はほかの記事でももうオススメしました。
一方、商品についてはもう売ってしまって残ってません。
この商品ETFというのは、原油や天然ガスや銅などの資源、小麦とかの農作物、牛などの家畜、それに貴金属でインデックスを作っています。
ところが、この商品ETFの7割くらいは原油がもとになっている資源です。
さらに、それ以外の商品も原油の値段に影響を受けるので、結局原油に投資しているようなものなんです。
ある理由から原油は下がると思ったので、商品ETFは2013年中にぜんぶ売ってしまいました。
けっきょく5万円くらいしか商品では儲けられませんでしたね^^;
ただ実際、2014年中ごろに原油価格は半値くらいまで暴落しました。
持ち続けていたら商品ETFに投資したお金も半分くらいになってるところでしたのでぜんぶ売って正解でした。
これからも原油価格はじりじり下がっていくと思っているので、商品への投資はオススメしません。
原油が下がる理由については別の記事で書いています。
そして実は、商品にかぎらずこのとき持っていたETFは現在ほとんど売り払ってます。
ETFは信託報酬の安さが魅力なんですが、投資信託にもかなり信託報酬が安いものが最近は出てきているんです。
その安さもETFにはおよびませんが、
ETFの最大の欠点は積立ができないことです。
そうなると、ETFには高く買ってしまうリスクが常につきまとうので、インデックス投資は投信積立一本に変えていっています。
ですので、このブログではETF投資もオススメしません。
インデックス型投信積立をオススメしています。
このポートフォリオでは、3年くらい運用して300万円くらい利益が出ました。
3.個別株
ETFも使ったインデックス投資である程度資産ができたので、次は個別の会社の株に投資して稼ぐスピードを上げようとしました。
稼いだ300万円をすべてつぎ込むかたちです。
インデックスとは違い、個別株はハイリスク・ハイリターンの投資で大きく儲けられる反面、値下がりしたら大損します。
ですから、儲けた300万だけでやろうとしたわけです。
それなら、大損したとしても今まで出してきた利益が減るだけで、元本は残ります。
でも、今はそこまで慎重にならなくても資産の20%くらいまでなら個別株は買ってよかったかもと思っています。
もちろん確かな根拠を持って買える会社の株でないといけませんが。
3-1.日本の個別株
とりあえず個別株を買おうと決めたものの、どうやって株を選んでいいかはまだ分かっていませんでした。
そこで、本を買って、載っていたオススメの株を300万円分買ってみることにしました。
トヨタ自動車、ソフトバンク、村田製作所、第一三共などなど有名な会社の株を買いました。
でもその後どうしていいか分からないんですよね^^;
ただ本に載っているオススメ株を買っただけで、いつ売っていいのかわからない。
買った価格も安い価格で買っているのかどうかもわからない。
その会社を買った根拠も本でオススメだったからと言うだけです。
その会社が成長していきそうかどうかが自分の知識では分からない。
だからすぐにそのあと怖くなってぜんぶ売ってしまいました。
10万円くらいは儲けられました。
でもそれで終わりです。
続いていきません。
わけもわからずやってもダメなんです。
それと日本の個別株は買いづらいんです。
なぜかというと、
たとえばソフトバンクと村田製作所を買う場合、
当時は最低80万円ずつ必要でした。
トヨタも60万円必要でした。
最低投資額というやつですね。
最低100株買わないといけないので。
そして、売ると決めたら100株ぜんぶを売らないといけません。
投資信託だったら100円単位でも売買できます。
さらに手数料も無料のものもあるので圧倒的にやりやすいです。
株の場合は売買手数料も毎回取られます。
ただ、ちなみにですが、たとえば村田製作所の株を今まで持っていたら100万円以上儲けていました^^;
だからその本の著者本人は株のことをよくわかっていたみたいです笑
でも自分のお金を投資するなら、ちゃんと自分自身で理由を持って株を買わないといけません。
そこで、株を買う会社をどうやって選ぶのかを勉強していくことにしました。
3-2.アメリカの個別株
勉強していくうちに個別株をやるんだったらアメリカ株の方がやりやすいことに気づきました。
有名な企業でも数千円~数万円から買える株がたくさんあります。
1株から株が買えるからです。
もっとも勉強していて参考になったのはウォーレン・バフェット氏の投資法についての本でした。
2018年の世界長者番付で3位に入っている投資家です。
総資産は日本円で8兆円。
意味わかりませんね笑。
毎日1億円使っても8万日、
つまり220年かかる額です。
これだけの額を株で稼ぎだした人です。
学んだことを生かして買った株としては、たとえばスターバックスがありました。
私が買った2013年ごろはまだ1株35ドルくらいで買えたので、6年で倍以上になっていますね。
だいたい80万円くらい儲けました。
ただ、スターバックスは現在は利益を確定させてほぼ売ってしまっています。
バフェットさんはスターバックスは買っていないはずです。
バフェット氏の投資法を学んでも、バフェット氏と浦上とでは買う株は変わってくるということです。
あなたも私とはまったく違う株を見つけられるかもしれません。
この記事で取り上げた会社は現在オススメの株というわけではないので、あしからずご了承ください。
こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資11年で1100万円を稼ぎだした浦上といいます。
投資を始めたころの話や、投資以外ではドイツで博士号を取ったときの話など、プロフィールはコチラでまとめてます。