
こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資10年で800万円を稼いだ管理人の浦上歩です。
投資の話以外にも、ドイツで博士号を取ったときの話など、今までの経歴や実績をまとめています。
ドイツでの研究で特許を5件取得するような結果を出し、
ドイツで博士号も取ったものの、帰国後の会社への違和感はぬぐえず、
会社とは別の収入源として投資を開始。
利益は順調に増えていく。
同時に投資の勉強もしている中、新しい投資法を本で見つける。
第5章は新しい投資法にチャレンジしたところから始まります。
それでは、楽しんでお読みください。
1.初年度の投資成績はプラス! 2年目の成績は。。。
投資を始めて2年。
本で見つけた新しい投資方法を試してから1年がたちました。
しかし、利益はマイナスに転落してしまっていました。。。^^;
それでも、この2年の間に投資の勉強をコツコツと進めてきていたこともあり、その時はマイナスでも私には十分勝算がありました。
この新しく始めた投資法のポイントは、投資するんだったら手数料の安いものにしましょうということでした。
この手数料の安い投資商品の名前はETFといいます。
当時日本国内では買えるETFの種類が少なく、欲しかったETFはアメリカのニューヨーク証券取引所で買う必要がありました。
そして、アメリカで売買しようとすると、当時は1回の取引につき3000円くらいの高額な取引手数料が取られました。
つまり、毎年引かれる手数料は安いけれど、一回一回買うときの手数料は高い。
ただ、毎年の手数料が安くなるので、買うときの3000円はいずれ取り戻すことができ、その後は得していくことになります。
そして、買うときはなるべく一気に多くのお金を投入して、少なくとも100万円くらいは買いましょうということがその本に書いてありました。
毎年の手数料は積み立てしている投資信託よりもだいたい0.5%くらい安くなっていましたので(当時)、たとえばETFに100万円投資した場合、
単純にいえば、以前より毎年5000円安くなることになります。
だから、1年目で最初に払った3000円は取り戻せた上に2000円の得になり、それからあとは毎年5000円得する計算になります。
でも例えば10万円しか買わないと、
毎年500円ずつしか安くならないので、3000円を取り戻すには6年も待たないといけません。
そして、そのあと得する額も毎年500円。
あきらかに100万円くらい買った方が得です。
そこで、貯金を切り崩して100万円を一気に投入することにしました。
その100万円は順調に増えていきました。
そこで次に、社会人になってからずっと毎月積み立ててきた積立預金を解約してすべてつぎ込みました。
その年のボーナスも全額投入しました。
相当な額を数ヶ月の間につぎ込みました。
それでも利益は増え続けています。
1年たたないうちに30万くらいの利益になりました。
たとえば、銀行にお金預けていて1年で30万円も増えたことありますか?
私はなかったです。
ただそのとき実はちょっと上手くいきすぎかもなあとも思ってたんです。
2.新しい投資法の問題点
投資は下がるときはあっという間です。
政治的な出来事をきっかけに暴落することはしょっちゅうです。
最高益を出してからたった1か月後、一気にマイナス30%まで下がってしまいました。
一方、最初に始めたインデックス型投資信託の積立もやめたわけではなく続けていました(こちらはほったらかしで自動的に積み立ててくれています)。
積立の方もマイナスでしたが、
-10%にしかなっていませんでした。
投資先は同じ株のインデックスです。
(株のインデックスは、日本で言えばTOPIXや日経平均株価、アメリカだとダウ平均株価など)

短い間に数百万円以上のETFを買ったかと、投資信託を毎月数万円積み立ててきたかの違いだけです。
前者は-30%の損失で、後者は-10%の損失。
20%も損失に差が出てたんです。
積立の方がどうして損失が少ないか、わかりますかね?
積立では毎月一定額を自動的に買うので、株価が下がっている間は安く株を買っているからです。
大金を一度に投入して株価が下落してしまったら、安くなってから買おうにもお金がもう無いんです。あとは株価が上がるまで待つしかなくなります^^;
一方の積立投資は、
株価が上がると利益が出てうれしい。
下がると安く株が買えてうれしい。
どっちに転んでもいいんです。
このどっちに転んでもいい点が、
初心者に投信積立がオススメである理由です。
3.損失をかかえてどうしたか?
投資を学んでいる間、いろんな投資家が共通して言っていた言葉がありました。
インデックス投資は、
「投資をやめた時が負けた時」
というものです。
株のインデックスというものは日経平均株価にせよ、アメリカのダウ平均株価にせよ、ずっと成長してきた歴史があります。
日経平均は2019年時点で2万円を超えています。
その70年前の1949年の日経平均は176円でした。
70年で100倍以上に成長しているんです。
そして、途中で何度か暴落しています。
暴落すると自分の資産が急激に減るので、人によっては怖くなってぜんぶ売ってしまうんです(そうすればそれ以上減らない)。
でも、暴落したときこそが株価の安い絶好の買い時なので、そこでやめてしまうようでは負けだという意味です。
そして、マイナスになっていても十分勝算があるとこの記事の最初の方で書いた理由もここにあります。
私が大金を投入したタイミングは、いわゆる「リーマンショック」で株価が大暴落したあとの絶好の買い時だったからです。
そういえば、勉強していてよく出てきた言葉がもう一つありました。
「周りがやっていることの逆をやれ」
投資を行うと周りと同じことをしたくなりがちです。

株価が上がっていると、自分も上げ相場に乗り遅れまいとあわてて買いたくなります。
株価が下がっていると、早く自分の資産を守ろうと急いで売りたくなる。
これが「普通」の人です。
勝てません。
日本の「バブル景気」のときも、儲け話に乗り遅れたくないからという理由だけで大勢の人が株を買いました。
よく分かりもしないで株を高い値段で買っているので、バブルがはじけたあとの大暴落で大損することになりました。
それと逆をやるのが投資の秘訣です。
株価が上がっているなら、自分の持っている株を少しずつ売って利益を確定していき、
株価が下がっているときは、安く株を買っていく。
「安く買って、高く売る」
これさえできれば投資で勝てます。
当たり前ですね。
といいながらも、これは株のプロでもなかなかできないことなんです。
しかし、積立のインデックス投資の場合、あるルールに従えば誰でもこれができてしまいます。
だから初心者向きなんです。
「リーマンショック」後に大金を私が投入したのは、ETFをちょうど学んだということもありますが、この暴落が30年に1度の大暴落と言われていたからです。
つまり、30年に1度の大チャンスが来ていたわけです。
これを逃す手はないと思っていたので、持っている資産のかなりの部分を投入しました。
それでもマイナス30%はなかなかの額です。
たとえば、銀行に100万円預けていたものが30万円減ったらすごくショックですよね?笑
そのくらいショックなはずですが、その時点でかなりのことを学んでいたので、「本当に30%も下がったりすることあるんだw」くらいの気持ちでした。
起きるとわかっていることが起きても人はそれほど驚かないんです。
そして株価が上がる日を楽しみに、ほったらかしておくことにしました。
そこから1年後、
マイナス30%の損失はすべて回復し、プラスマイナスゼロに戻りました。
そして予想した通り、利益はグングン上昇していき、この新しく学んだ投資法だけで300万円の利益を出します。
この続きを読みたい方はコチラから!
マイナスになった時も、落ち着いてれば、勝算もあるんですね。
暴落した時・・・
この記事の段階では起こってないコロナがそれに該当しますね。
この時も絶望するより安く買うチャンスだと捉える事が大事なんでしたね。
暴落したからって、慌てて売って株をやめてしまう人も多いようですね。
リーマンショックの時、
減っても辛抱しつづけたら、しばらくしたら、プラスマイナスゼロで、
その後、結局、利益を得られたんですね。
コロナの時もこういった経験が生きてたんですね。
マイナスになると慌てて売っちゃいたい気持ちに襲われます。
それだと損してしまいがちで(^^;
コロナやリーマンショックで値下がりしたら、
安く買えているからまあいいかと思うようにしています。
つらい気持ちはあるんですけれどね笑