ドイツに住んでいた浦上がビール祭りオクトーバーフェストの楽しさを語る

こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資11年で1100万円を稼ぎだした浦上といいます。

投資を始めたころの話や、投資以外ではドイツで博士号を取ったときの話など、プロフィールはコチラでまとめてます。

今まで投資に関する記事をこのブログでは投稿してきました。

ただ、記事にしたのはお金のことばかり。

金のことしか考えていないやつみたいに思われてないかとちょっと心配になり始めました(笑)

その一方で浦上は以前ドイツに住んでいたことがあります。

プロフィールにも書きましたが、ドイツの大学で研究をしていたんです（その研究の結果、博士号を取りました）。

そこで、少しお金の話から離れて、ドイツの話を書こうと思い立ちました。

初回のこの記事ではドイツのビール祭りオクトーバーフェストに参加した時の話を書きます。

１．ドイツのビール祭りオクトーバーフェスト

最近は日本でもオクトーバーフェストってやってますよね。

ご存じかもしれませんが、本当のオクトーバーフェストは南ドイツの都市ミュンヘンのお祭りです（今年は残念ながらコロナの影響で中止です）。

このミュンヘンに浦上は４年住んでました。

通っていた大学がミュンヘン工科大だったからです。

その大学の研究室の一つで研究生活を送っていました。

そして、研究室のみんなでオクトーバーフェストに行くイベントがあったんです。

それで、ドイツ人に紛れて日本人１人、オクトーバーフェストに参加することにしました。

１－１．開催は９月後半から

オクトーバーフェスト（10月祭）と言いながら、９月後半に始まります。

終わるのは10月第１週です。

けっこう寒い時期にビール祭りがあります。

オクトーバーフェストでビールを飲むのはテントと呼ばれる建物の中と決まってます。

普通の建物に見えますがテントと呼びます（ドイツ語だとツェルト：zelt）。

オクトーバーフェストのときだけ設営されて、それ以外の期間は空き地に戻ります。

中はこんな感じ。

満席って思うでしょうが、すいている方です(笑)

時間が夜遅くになるに連れどんどん人が入ってきます。

相席は当たり前。

知らない人たちが隣に座ってきて席はギュウギュウです。

だんだん立ち見客が増えて、通路も通れないくらいになります。

このテントに入らないとオクトーバーフェストに参加したとは言えないからです。

テントの中ではバンドが生演奏。

その音楽に合わせて全員が大声で歌って踊ります。

新型コロナでの中止は当然ですね(^^;

そして、人の熱気で暑いくらいになり、ビールも進みます。

ただ、オクトーバーフェストのビールってあまり美味しくないんですよね(^^;

１－２．ビールは美味しくない

ドイツにはビールが美味しいイメージありますよね。

ドイツビールは本当に美味しいです。

特に私が好きだったのは白ビールでした。

日本で飲まれてるラガーとは違うエールという種類のビールです。

原料には大麦だけでなく小麦も使用。

日本だとヴァイツェン（Weizen：ドイツ語で小麦）って呼んだりしますね。

味は濃いめ。甘みもあり、苦味弱めで香りはフルーティです。

私はバナナっぽい匂いに思いました。

ドイツの普通のラガービールも日本のより辛さ控えめで好きでしたね。

ビール話をし出したら止まらなさそうなので、別に記事を書くかもしれません(笑)

ここで言いたかったのはオクトーバーフェストビアはそれほど美味しくないということです。

初めてドイツに行ったときに、珍しいと思ってそれをお土産で買ってみたんです。

そしたら後からドイツ人に

「それ、美味しくないよ」

と言われ、

日本に帰って飲んでみたら、本当に美味しくない…

オクトーバーフェストは凄く盛り上がるので、美味くなくてもビールが売れるんです。

味なんかどうでもいい。

盛り上がりにつられてビールをどんどん飲んでしまう。

しかも１リットルのジョッキで。

私もいつの間にか３杯目を注文していました（そして、あとから少し後悔しました）。

だから、ちょっと手を抜いて作っているんじゃ、と勝手に思ってます(笑)

コーラとかも頼めるんですが、飲み物は基本ビールですね。

伝統のビール祭りですし。

そして、食べ物もオクトーバーフェスト伝統の料理があります。

１－３．伝統はチキンの丸焼き

その伝統料理はチキンの丸焼きです。

ヘンドゥル（Hendl）といいます。

写真のはハーフサイズです。

もちろんフルサイズの丸焼きもあります。

丸焼きはやっぱりテンション上がります(笑)

美味しそうに見えませんか？

実はあまり美味しくなかったです（そればっかり言ってますね笑）。

表面の皮のあたりはスパイスが振られてて美味しいんです。

ただ、中の方まで味はついてませんでした。。。

夕方は5000人くらいが一斉に注文するから、そこまでやっていられないのか。

それとも、たまたまハズレを引いたのか。

いずれにしても、もしコロナが解決してオクトーバーフェストに観光で行く方がいたら、食にはあまり期待しないでください。

それにオクトーバーフェストの場合、味は本当にどうでもいいです。

雰囲気が大事です。

１リットルのビアジョッキにしても鶏の丸焼きにしても、祝祭感とかお祭り感とかが味わえればいいわけです。

それは確実に味わえます。

だから結論としては、美味しくなくても注文すべきです！

さらにメインイベントが始まると、このお祭り感にズルズル引きずり込まれます。

２．なぜか底抜けに楽しい

メインイベントと言いましたね。

とは言っても、テント内ステージでバンドの生演奏が始まるだけです。

ただこれだけのことで底抜けに楽しい空気が生まれます。

２－１．イスの上に立て！

最初にオクトーバーフェストに行ったときのことです。

席に着いたのは夕方６時くらい。

ビールを飲みつつチキンの丸焼きを食べ、研究室の人たちと話をしてました。

その時はちょっと拍子抜けしてました。

これじゃ普通に外でご飯食べているだけではないかと。

でっかいテントの中というのが違うところか。

あとはステージがあるから、生演奏はありそうだなという感じです。

事前に大勢の人から

「オクトーバーフェストには絶対行った方がいい！」

と強くオススメされていたのにです。

しばらくしたら生演奏が始まりました。

そうしたら一緒にいたドイツ人たちはみんな長イスの上に立ち始めました。

そして、全員が演奏に合わせて歌い踊りだしました。

私以外の全員が。。

１人イスにすわる浦上から見た光景
↓↓↓

「え、椅子の上に立つの？」

とか思っていたら、

隣にいた研究室の女の子に

「立て！ここじゃイスに立つのが正しいマナーなんだ！」

と言われ、引きずり上げられてしまいました(^^;

２－２．あとは歌って踊るだけ

とりあえずイスの上に立つだけ立ちました。

隣の子も満足げな表情。

周りのドイツ人はもう全力で歌って踊ってます。

浦上はライブとかに行ったりしません。

だから、歌って踊るとか慣れていないです。

でもまあ、ずっと一人で突っ立っているのもどうかと思います。

それで演奏に合わせて身体を動かすくらいのことは始めました。

そしたらだんだん楽しくなってくるんですね。

気がついたら歌っちゃってます(笑)

歌うと言っても知らない曲ばかりです。

演奏されるのは洋楽中心で、ドイツの伝統音楽が1/3くらい。

歌詞なんて知りません。

だから意味のない音を出しているだけです。

でもそれが楽しい。

周りの人と同じように声を出し身体を動かしているのが楽しいんですね。

しばらくそうしているとだんだん不思議な気持ちになってきます。

言葉にするのが難しいですが、

「みんな同じ人間だから分かり合えるはず」

みたいな感情です。

あまり話したことない女の子といつの間か肩組んで一緒に歌ってたりしてました(笑)

まあその子も楽しそうなので問題はありません。

テントの中の5000人全員がそんな感じなので、経験したことないような一体感がありました。

オクトーバーフェストはこんな風に酔っ払いたちがみんなで歌って踊る楽しい会でした。

皆さんも参加する機会があれば是非どうぞ^^

もし浦上に興味がわいたらプロフィールもまとめています。
↓↓↓
【第０章】はじめまして、浦上歩です。－プロフィール目次－

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