【令和三年度版】インデックス投資おすすめ投資信託4本

4つの投信を選ぶことを飛行機が飛んでいく様子で例えて
浦上

こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資11年で1100万円を稼ぎだした浦上といいます。

投資を始めたころの話や、投資以外ではドイツで博士号を取ったときの話など、プロフィールはコチラでまとめてます。

 

以前、投資信託の選び方についての記事を書きました。

そして、令和元年(2019年)に浦上自身がその選び方を使って投資信託4本を選んでいます↓↓↓

 

ただ、投資信託の手数料は変化します。

最近はだんだん手数料が安くなってきている傾向です。

また、毎年何本も新しい投資信託は作られます。

 

だから、以前記事を書いてから2年経ったこの令和三年(2021年)、再び投資信託を選び直しました。

 

初心者の方はその4本で投資を開始してもいいでしょう。

また、経験者は自分の持っている投資信託と信託報酬がどれだけ違うか確認するのもいいですね。

是非参考にしてみてください。

 

Contents

1.投資信託を選ぶ

以前の記事で紹介した投資信託の選び方をもとに選んでいます。

選ぶ投資信託の条件は以下になります。

  • インデックス型
  • 分配金:年1回・再投資あり
  • 償還日無期限
  • 運用期間5年以上
  • 純資産50億円以上

この条件で選ぶ理由は以前の記事をご参照ください。

 

ちなみに、令和元年の記事では他にも条件がありました。

販売手数料なし」です。

ただ、この条件は今となっては当たり前になってしまいました。

 

今ではすべての投信が販売手数料無料ということです。

楽天証券、SBI証券、マネックス証券、au株コム証券のいずれも無料

だから、この条件は今回は外しています。

 

なぜ無料になったかというと、ここのところ証券会社の間で手数料競争が起きているんですね。

販売手数料だけでなく信託報酬も安くなってきています。

ですので、今回この記事を書く意味がでてくるわけです。

 

上記の基準から実際に選んだ投資信託を次から紹介していきます。

 

1-1.国内株式:ニッセイTOPIXインデックスファンド

国内株式はTOPIXをインデックスとして使う投信を選びます。

日経平均株価は使いません(理由はコチラ→

 

そして、先ほどの条件で投資信託を絞り込んでいきます。

そのうちの信託報酬の低い3本が以下です。

TOPIX連動型国内株式投資信託
投資信託名 運用会社 信託報酬
ニッセイTOPIXインデックスファンド ニッセイ 0.154% 
東京海上セレクション・日本株TOPIX 東京海上 0.154%
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 三井住友DS 0.176%

信託報酬が0.154%で最安のファンドが2つあります。

これはどちらを選んでもいいです。

 

というのも、それ以外の指標を比較すると、

純資産額はニッセイが400億、東京海上が250億でニッセイの方が多い結果。

逆に、運用年数はニッセイが6年、東京海上が20年と東京海上の方が長いです。

 

どちらが良いとも言い切れません。

それでも、どちらもすべての条件を満たしています。

ですので、国内株式投信で2021年時点に選ぶべきなのは「ニッセイTOPIXインデックスファンド」と「東京海上セレクション・日本株TOPIX」です。

 

ちなみに、私が積立をしているのは3番目の「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」です。

以前は信託報酬が1番安かったですが、もっと安い投信が最近ドンドン増えてます。

こんな感じで信託報酬も競争が進み、年々安くなっているんです。

 

1-2.外国株式:ニッセイ外国株式インデックスファンド

外国株式の中でも先進国株式に投資しているものを選びます(新興国株式を選ばない理由はコチラ→

先ほどの条件で絞り込み、そのうち信託報酬の低い3本が以下です。

先進国株式投資信託
投資信託名 運用会社 信託報酬
ニッセイ外国株式インデックスファンド ニッセイ 0.1023
たわらノーロード 先進国株式 AMOne 0.10989% 
東京海上セレクション・外国株式インデックス 東京海上 0.22

「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の信託報酬が0.1023%と一番安いです。

 

よって、外国株式で選ぶべき投信は「ニッセイ外国株式インデックスファンド」です。

 

1-3.国内債券:ニッセイ国内債券インデックスファンド

国内債券の3本です。

選び方は以上書いてきた通り。

国内債券投資信託
投資信託名 運用会社 信託報酬
ニッセイ国内債券インデックスファンド ニッセイ 0.132 
たわらノーロード 国内債券 AMOne 0.154
三井住友・日本債券インデックス・ファンド 三井住友DS 0.176%

「ニッセイ国内債券インデックスファンド」の手数料率が0.132%と最安です。

 

国内債券で選ぶべき投信は「ニッセイ国内債券インデックスファンド」です。

 

ちなみに、私が積立てているのは3番目の「三井住友・日本債券インデックスファンド」です。

これも以前は信託報酬が1番安いファンドだったんですけれどね。

 

1-4.外国債券:ニッセイ外国債券インデックスファンド

先進国債権に投資しているものを選びます(新興国債権を選ばない理由はコチラ→

先進国債権投資信託
投資信託名 運用会社 信託報酬
ニッセイ外国債券インデックスファンド ニッセイ 0.154%
たわらノーロード 先進国債券 AMOne 0.187%
三井住友・DC外国債券インデックスファンド 三井住友DS 0.231%

「ニッセイ外国債券インデックスファンド」の手数料率が0.154%と一番安いです。

 

今の時点で選ぶべき外国債券投信は「ニッセイ外国債券インデックスファンド」です。

 

ちなみに、私が持っているのは3番目の「三井住友・DC外国債券インデックスファンド」です。

 

2.選んだ投資信託での積立投資法

以上、選んだ投信が以下の4本です。

投資信託名 運用会社 信託報酬
ニッセイTOPIXインデックスファンド ニッセイ 0.154% 
ニッセイ外国株式インデックスファンド ニッセイ 0.1023% 
ニッセイ国内債券インデックスファンド ニッセイ 0.132% 
ニッセイ外国債券インデックスファンド ニッセイ 0.154% 

国内株式は「東京海上セレクション・日本株TOPIX」も同じ信託報酬0.154%なので、こちらを選んでもいいです。

ただ、それ以外はなんとすべてニッセイになってしまいました。

今はニッセイが信託報酬の値下げで一歩リードしてる状況ですね。

 

この4つの投信を均等に運用した場合、信託報酬は4本の平均値である約0.136%しか掛かりません。

100万円積立てたら、年間引かれる信託報酬はたった1360円

この信託報酬の安さがインデックス投資の強みでもあります。

 

また、参考までに令和元年(2019年)に選んだ投信を以下に示します(その記事→)。

投資信託名 運用会社 信託報酬
三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド 三井住友DS 0.176% 
ニッセイ外国株式インデックスファンド ニッセイ 0.10989% 
三井住友・日本債券インデックスファンド 三井住友DS 0.176% 
ニッセイ外国債券インデックスファンド ニッセイ 0.154% 

令和元年に選んだ投信の信託報酬の平均値は約0.154%でした。

2年経って0.136%まで下がっています。

年々下がっている傾向がお分かりいただけるでしょう。

 

また仮に令和元年、あなたが一番信託報酬の安い国内株式「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」の積立を始めたとします。

信託報酬は0.176%

今となっては、日本株はニッセイの0.154%の方が安いです。

 

だから乗り換えた方がいいのでしょうか?

実はそう簡単には行きません。

 

その投信を売った時、値上がり益には税金がかかります。

手間もかかります。

乗換はなかなか面倒な作業です。

 

その割に安くなる信託報酬は差し引き0.02%程度です。

100万円に対して年間20円

ただ、この0.02%はこれからずっとあなたの利益になります。

 

この利益と損失・手間を天秤にかけて判断しないといけません。

投資金額によっても変わってきます。

どういう状況なら乗り換えるべきかについてはまた別に記事を書こうと思います。

 

3.どの証券会社で積立てればよいのか?

以上の投資信託はすべて楽天証券で取り扱っている投信を調べました。

私が楽天証券を使っているからです笑

 

ただ、ほかのネット証券を使っている方もおられると思います。

だから、以下の証券会社についても調べました。

  • SBI証券
  • マネックス証券

そうしたところ、手数料が一番安い投信はすべて同じ4本でした(auカブコム証券はメンテナンス中で調べられず

 

ですので、楽天証券・SBI証券・マネックス証券のどれでも、この4本で最安のインデックス投資ができます(2021年7月時点)。

 

インデックス投資で稼ぎたい方やもっと学びたい方向けにすべての記事をまとめてあります↓↓↓

 

また、手数料以外の点でどの証券会社がお得かも書いています↓↓↓

 

 

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初心者の方の場合ご存じないかもしれませんが、投資判断は自己責任で行うものです。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても管理人は責任を負えません。

2 件のコメント

  • 過去に記事を書いた時と違って
    令和3年の今は、販売手数料無料!がもう当たり前なんですね。

    このごろ、投資信託をあっちこっちで聞くようになりました。
    それだけ証券会社の利用者も多いし、手数料競争で、どこも無料に
    なったんですね。

    「信託報酬」、安くなったんですね。

    以前は信託報酬が1番安かった「三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンド」だけど、もっと安い投信も出てきて変化したんですね。

    国内株式、外国株式、国内債券、外国債券でもニッセイというところは
    信託報酬が安めですね。

    以前は、「三井住友」が冒頭につくのが安く、変化してますね・・・。

    だからって、乗り換えた方がいいとも限らないんですね。
    手間も税金もかかるとは・・・。

    • もっと前は販売手数料を証券会社が取るのが当たり前だったそうです(^^;

      信託報酬は投資信託を作った運用会社が取る手数料です。
      そっちも安くなってきてます。

      電化製品で例えれば、運用会社がソニーとかメーカーで、
      証券会社がヤマダ電機みたいな電機店です。

      ニッセイが今は値下げをやってるみたいですね。
      また別の会社が追随すると思います。

      乗換はなかなか大変で、どういう状況なら得なのか
      計算して記事を書きたいなと思ってます。

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