株で儲ける方法。浦上が年20%を超える利益を株で叩きだした方法を公開します。

モニターに株価上昇のチャート
浦上

こんにちは。企業の研究職として働きつつ、投資10年で800万円を稼ぎだした浦上といいます。

投資で利益を出し始めたころの話や、投資以外でもドイツで博士号を取ったときの話などのプロフィールを紹介しています。

 

投資10年で800万円と書きましたが、そのうち600万円はインデックス投資での利益、200万円が個別の会社の株で出した利益です。

個別の株を始めたのは6年前。

6年間で200万円を稼ぎ、その期間のリターンは20%を超えます

 

この記事では企業の選び方、いつ買っていつ売るかを決める方法などについて紹介します。

 

Contents

1.仮説を立てるとは?

企業の選び方では仮説を立てることが大事になります。

浦上の仕事はプロフィールでも触れたように研究です。

科学の実験をやっているピペットとバイアル

研究の仕事では、

研究テーマを決める
→ 仮説を立てる
→ 実験で仮説を検証
→ 実験結果をもとに仮説を立て直す
→ また実験で検証
→ 真実に近づいていく

ということをやります。

 

この研究で仮説を立て続けた経験を投資に生かしました。

 

「なんだ。じゃあ自分にはできないや。。」と思ったあなた。

基本的には誰でもできます。

というかあなたも簡単なものなら無意識的にやっています。

 

私の場合は仕事上、その仮説が正しかったかどうか、ちゃんと検証しなくてはいけなかったというだけの話です。

そのぶん仮説を立てる訓練ができました(笑)

 

企業を選ぶ仮説を立てる前に、研究でいう「研究テーマ」を決める必要があります。

 

2.テーマを決めて仮説を立てる

研究テーマ」という言葉はなじみがない人が多いでしょうね。

 

そもそも研究テーマとはどういうものか。

2019年のノーベル化学賞を受賞された吉野彰博士の研究テーマは「リチウムイオン二次電池の開発」です。

言葉がわからないと思いますが、「充電ができる小さくて軽い電池を作ること」が研究テーマです。

それが研究テーマになる理由は、小型軽量の充電池があればノートパソコンや携帯電話が小型化できるからです。

30年ほど前はパソコンも携帯電話も大きくて重かったですからね。

これが研究テーマと呼ばれるものです。

 

株を買うにあたっての研究テーマは一つしかありません。

これから5年後10年後に世の中を良くしている会社を見つけること

 

そんなこと言われても見つける方法がわからないですよね。

最初は身近なところを探してください

  • 自分が最近使うようになった物やサービス
  • 自分がずっと使っている物やサービス

など自分の経験をもとに探します。

つまり、少なくとも自分の生活を良くしてくれている物やサービスを提供している会社を探すわけです。

その物やサービスの良さや便利さを自分は体験しているので、その優れた点がどこにあるのかよく知っています。

自分がその良さをよく知っている会社の株を買わないといけません。

 

最近流行っているから、とかで探さないでください。

流行っていても、自分も良さを感じるというのなら大丈夫です。

 

 

たとえば、私は10年くらい前からネットで物を買うことが増えました。

これはネット通販の良さを体験していたからです。

スーパーで何キロもの重さの飲み物を買って、ビニール袋を両手に食いこませながら家に持ち帰るのと、

運送会社の人が玄関まで1ケース持ってきてくれるのと、

どちらが楽かと言ったら、

持ってきてもらう方ですよね^^

 

ここで立てた仮説というのは、

これからの世の中は物をネットで買う社会になる

でした。

それによって、大勢の人が買い物に行って重い荷物を運ぶ労働から解放される。

買い物の時間を短縮できて、その時間でほかのことができるようになる。

 

こういうものを「未来予測」ともいいます。

未来が予測できれば株で利益を上げられます。

その報酬はあなたが世の中を良くするために少しだけ身銭を切って投資したから入ってくるものです。

 

5年くらい前に立てた仮説ですけれど、

今となっては当たり前に思えますね。

5年前もかなり実現していたでしょう。

その流れがこれからも世の中全体に広がるかがポイントになります。

 

そして、この便利さを提供している会社といえば、ネット通販大手の楽天などですね。

運送会社のヤマトなどを入れてもいいでしょう。

 

こういう感じで自分に良い体験をさせてくれている会社を探してみてください

 

3.仮説を検証する

そして次に自分が立てた仮説が正しいかを検証します

 

たとえば先ほどの仮説は

これからの世の中は物をネットで買う社会になる

ですが、

ネットで調べると以下のような総務省の調査があります。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc112320.html

 

ネットで買う世帯の割合は増えています。

ただ、購入金額はそれほど増えていないですね。

どちらかというと安定期に入ったかのような印象です。

 

調べても楽天やヤマト運輸もそれほど成長している感じではありませんでした。

 

ですので、

日本国内ではすでにネットで物を買う流れはある程度進んでしまっている」と考えられます。

 

日本でネット通販がこれからさらに大きく成長まではしなさそうなので、じゃ海外だとどうだろうと考えました。

 

日本のように発展途上国でもネット通販が使われるようになる

このように仮説を変えました。

 

そうした場合、どの会社が成長するか考えました。

ただ、途上国のネット通販会社も運送会社もまったく知りません。

先ほど書いたように自分の知らない会社は買いません

 

自分がネット通販で使っているサービスで途上国の人も同じように使うもの。

それを考えました。

それで思いついたのがカード会社です。

ネットで物を買うときにクレジットカード使いますよね。

途上国でもクレジットカードで買おうとする人が増えるはずです。

 

そこで仮説を次のように変えました。

ネット通販が世界で広がるのでクレジットカードを使う比率が上がる

 

こんな感じで仮説を検証して間違っているようなら立て直すということを繰り返します。

 

4.仮説にもとづき株を買う

次に、仮説にもとづいて実際に株を買います。

 

今回の例では、クレジットカード会社で株を公開している会社を探します。

3社がニューヨーク市場で買うことができます(カッコ内は2014年のシェア)

  • ビザ(48.5%)
  • マスターカード(31.7%)
  • アメリカンエクスプレス(8.2%)

Wikipedia クレジットカード 国際ブランド

このように、ビザとマスターカードの2社で全体の8割のシェアを持っているんです。

そこで、この2社を同時に買いました。

調べたところ、2社ともこれからの成長が期待できました。

 

株式分割を計算に入れた、当時のビザの株価は20ドル

マスターカードは72ドルでした。

2019年12月の価格はビザは180ドルで9倍です

マスターカードは290ドルで4倍です

 

このように仮説による未来予測で大きな利益を得ることができます

 

5.仮説の検証は続ける

株を買った後は自分の仮説がまだ有効か毎年検証します。

 

1つは買った会社の業績です。

今後も成長していくかを確認します。

もう成長しないといえる業績であれば売り時です。

 

2つ目は、今回の例で言えば、

ネット通販が世界で広がるのでクレジットカードを使う比率が上がる

という仮説がいまだに正しいかを考えます。

これも年1回で十分ですが、日ごろから情報は集めておくに越したことはありません。

 

仮説が崩れるようであるならば株の売り時が来たと思ってください。

つまり、

  • もうネット通販は世界中に広がりきった
  • クレジットカード以外の決済が使われるようになる

そんなことが起きれば「仮説が崩れた」状態です。

売ることを考えましょう。

 

 

Twitterフォローお願いします↓↓↓

 

人気ブログランキング参加中!

記事が参考になった方はクリック
↓ ↓ ↓
にほんブログ村 株ブログ インデックス投資へ

浦上の記事への質問・感想などあれば、

下の「コメントを残す」に

お気軽にコメントを送ってくださいね。

初心者の方の場合ご存じないかもしれませんが、投資判断は自己責任で行うものです。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても管理人は責任を負えません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です